レンタカーシェアに潜む危険性。
海外を観光するとき、出費を抑えるために「レンタカーをシェアする」
というのはよく耳にします。
でもね、実はこれってすごく危険なことでもあるんですね。
だってね、あまりよく知らない人と、
数日間～数週間も寝食を共にするんですよ。
当然、合わない人もいるだろうし、
合わない人と数週間も一緒に行動するなんて、なかなかキツイですからね。
幸運にも自分たちは変な人と一緒にならなかったのでよかったですが、
知人は散々な目に遭ったみたいです。
そんなケースをご紹介。
SNSでアメリカをレンタカーで横断するメンバーを募集していたので、
そこに参加することにした知人Aさん。
結局3人でアメリカを横断することに。
ちなみにAさん以外は友達関係 ( Bさん、Cさん とする)。
アメリカ横断の日が近づいてくると、少し異変が。
BさんからAさんにメッセージが届きます。
Bさん「レンタカーの手配よろしく！」
とのこと。
かなり面倒なこと丸投げです。
仕方なく手配するAさん。
サイズや予算など考慮していい塩梅の車を手配したAさん。
すると、Bさんから驚くべき言葉が。
Bさん「こんなダサい車イヤだ！4駆のかっこいいやつがよかった！」
丸投げしといてそれか。
ちなみにCさんはBさんに絶対服従。
必然的にAさん VS Bさん,Cさんの1対2の構図になります。
車内の会話も弾みません。
Bさん「世界一周はもっとスゴイことだと思っていた。」
Bさん「世界一周してる人なんてたくさんいる。」
Bさん「ヒッチハイクや現地の人の家に泊ってる人と比べたら私はインパクトに欠ける。」
Bさん「悔しい。」
だそうです。
Aさん「自慢したくて世界一周してるの？」
Aさん「自分がやりたいからやってるんじゃないの？」
Bさんは機嫌が悪くなってこの後 会話はなくなりました。
その後も悪夢は続きます。
前日の話し合いで、今日は移動をメインにしよう。
食事もコンビニくらいで済まそう。
というBさんとCさんの意見でこの日は移動をメインにすることに。
するとお昼頃、突然ステーキ屋に入っていくBさん。
Aさん「え？寄るの？」
Bさん「食べないなら車で待ってていいですよ。」
とのこと。
この辺りからBさんの敵意が加速していきます。
この日も、アメリカを横断しながら
とある観光地へ向かおうとしていたときのこと。
Bさん「私たち、興味ないんで1人で行ってきてください。」
Bさん「私たちはスタバで待ってるんで。」
事前にルートなども決めていたのにこの始末
仕方なく1人で観光へ行くAさん。
当たり前のことながら、Aさんのストレスは右肩上がり。
レンタカーシェアは2週間の予定だったのですが、
1週間でAさんはリタイア。
新しくレンタカーを借り直し、1人でアメリカ観光を続けることに。
レンタカーシェアの相手が悪かったことで、
無駄な時間と無駄なお金を使ってしまいました。
メンバー次第ではすごく楽しいレンタカーシェア。
でもね、相手によってはかなり辛い旅になります。
皆さんも、レンタカーをシェアするとき、
特にSNSでメンバーが募集されたときは十分注意してください。
メッセージでやりとりしているときに、少しでも違和感があれば、
レンタカーシェアを断る勇気も大切だと思います。
それではみなさん、よいレンタカーの旅を。