世界一周を終え、就職はどうするのかという話。
2019.03.05
バックパッカーをしている人のほぼ全員がぶち当たるであろう問題。
「帰国してから仕事はどうしようか」
ということ。
まぁ、悩むよね。
自分の経歴はこんな感じ。
物理系大学院
↓
建設機械メーカー設計(3年)
↓
世界一周
↓
???
こんな経歴を持って、普通に再就職することに。
志望はIT系。
単純にプログラミングスキルって今後 役に立つと思ったからね。
履歴書や、職務経歴書を作成して、
「未経験歓迎」のIT系の企業に応募していると、
面接まではいける企業も数件出てくるものの、
面接は全滅。
そんな中、登録している転職エージェントからこんな提案が。
「模擬面接しませんか?」
とのこと。
いいタイミングだったので受けてみることに。
内容は模擬面接というよりも、面接対策って感じにしてもらいました。
そこでのやり取り。
転職エージェント「前職を辞めた理由は何ですか?」
自分「世界一周をしたくて辞めました。」
転職エージェント「なぜ世界一周をしたいと思ったんですか?」
自分「いろんな物を自分の目で見てみたいと思ったので。」
転職エージェント「なぜ学生時代にやらなかったんですか?」
自分「学生のときは行きたいとは思わなかったので。」
転職エージェント「それはなぜですか?」
自分「そのときは興味がなかったんじゃないですかね。」
転職エージェント「世界一周をして、何を学んだんですか?」
自分「特に何かを学んだということは無いです。」
転職エージェント「では、IT企業に入ったときに役立つスキルは何ですか?」
自分「現状、無いです。」
・
・
・
転職エージェント「”なぜ辞めたのか”、”なぜ世界一周をしたのか”、」
転職エージェント「”何を学んだのか”、”あなたを採用するメリットは何か”」
転職エージェント「そういったことを明確に示さないと。」
転職エージェント「・・・・」
転職エージェント「・・・・」
・
・
・
・
あ、なんかこの感じ。
やだなぁ。
いやわかるよ。
転職エージェント側としては間違ったことは一つも言ってないし、
就職するためにはその通りにするのがいいってこともわかるよ。
ただね正直、世界一周もやってみたいから やっただけで。
何かを身につけようとかじゃなくて、ただ楽しんでただけで。
口先だけで自分を大きく見せようとするというか、
自分を美化するというか、
そういうの、嫌だなぁと。
生きていくためにはそういうのも必要なのかもしれないけど、
好きじゃないんでよなぁ。
そこで思った。
「フリーランスで稼ごう。」
会社に馴染めないのなら、会社に属さずして稼げるようになろう。
できるかわからないけど、やってみる価値はあるんじゃないか
ってことで、フリーランスエンジニアを目指します。
もう30越えてるし、けっこうキツイかもしれないけど、
人間、死んだら全部チャラになるわけだし、
自分の人生、やってみたいことやってみようかな。
と決意しました。
というバックパッカーの参考になるか ならないか わからない話でした。