SAINT JAMESの工場見学に行く。

SAINT JAMESの工場見学に行く。

 

2018.06.20-21の話。

 

ポントルソンに来た最大の目的は、

モンサンミッシェルではなく、

SAINT JAMESの工場見学をすることだったのです。

 

ちなみにSAINT JAMESとは。

1889年に創設されたフランスのマリンウェアブランド。

SAINT JAMESという街の名前から社名が付いていて、

日本では「セントジェームス」と呼ばれているが、

フランスでは「サンジャム」と呼ばれている。

 

でね、自分はこのブランドの服がめちゃくちゃ好きなんです。

ためらいなく「 I love SAINT JAMES. 」って言えるくらい。

同じ型の色違いを10枚くらい持ってますからね。

 

で、フランスについて調べていたら

SAINT JAMESの工場がこの辺りにありそうだったので

これは絶対に行かなければ!

ということで、行ってみることに。

 

ただね、ここの工場見学をしている日本人が少なすぎて、

全然情報が出てこない。

 

とりあえず行ってみたら、何とかなるかなと思ってポントルソンに来ました。

 

前置きが長くなりましたが、ここからが本題。

6/20、自分たちはポントルソンに向かう途中、

バスの乗り換えのため、Beauvoirという街でバスを降りました。

 

すると、目の前に、

SAINT JAMES の Mont Saint-Michel 店!

なんつーオシャレな!

中に入るとガッツリSAINT JAMES。

ウエッソンが57ユーロ。

ナヴァルが82ユーロ。

日本より3割くらい安いイメージですかね。

正直、これだけでテンション上がりますね。

 

この店の中に大きなテレビがあって、

SAINT JAMES工場の様子が流れていたので、

店員さんに聞いてみることにしました。

自分「この工場はココにあるの?」( 地図をみせながら )

店員さん「そうよ、そこにあるわ。」

店員さん「工場が見たいの?」

自分「そう!工場が見たいんです!」

店員さん「ちょっと待ってね。」

店員さんは何やら紙を持って来て、

店員さん「工場見学は火曜と木曜日ね。どうする?」

カレンダーを確認すると、明日は木曜日!

完璧すぎる!

自分「明日、行きます!」

店員さん「OK、じゃあ、予約するね。」

 

と工場見学の予約ができてしまいました。

これは超ラッキー。

 

ちなみに、工場見学の情報はこんな感じ。

場所:Saint-James

座標:48.520997,-1.335487

日程:火曜日、木曜日

時間:自分たちは14:30でした。他の時間もあるかも。

値段:1人3.5ユーロ

 

いやあ、偶然にも話がトントン拍子に進みましたね。

あとは明日、Saint-Jamesに向かうだけですね。

 

 

次の日。

6/21のこと。

 

ついに工場見学当日。

少し早いですが、12:00に宿を出ることに。

ワクワク止まりませんからね。

 

で、Saint-Jamesへの行き方を宿の人に聞いてみると、

「ちょっとわかんないな、インフォメーションセンターで聞いてみて。」

とのこと。

少し不安になりながらも、インフォメーションセンターへ向かうことに。

自分「すいません、Saint-Jamesに行きたいんですけど。」

職員さん「あぁ、Saint-Jamesね。。。」

自分「バスはないんですか?」

職員さん「バスは無いですね。タクシーでしか行けないけど、タクシーは高いよ?」

あらら、やっぱりそうか。

不安的中。

自分「タクシーだと、いくらくらいですか?」

職員さん「たぶん、片道50ユーロ ( 約6,500円 ) くらいかな。」

ぐっ。。。

50ユーロ。。。

ちょっと怯みながらも、

自分「それでもいいです、タクシー呼んでもらえますか?」

ここまで来て、後には引けないですね。

でも、色んなタクシー会社に電話をかけてもらったのですが、

なにやら反応がよくない感じ。

職員さん「ダメみたい。」

職員さん「昨日の時点で予約してないと、今日は無理ですね。」

いやいやいや、タクシー予約しないといけないなんて初めてですよ。

もはやここまでかと諦めかけていたとき、

相方「自転車は?」

 

!!!

 

それ!

それしかない!

相方「自転車を借りられるところはあります?」

職員さん「自転車!? 20km近くあるよ!?」

相方「はい、それでも行きます。」

職員さん「どうしても行きたいわけね ( 笑 ) 。」

と言って、自転車が借りられるところを調べてくれました。

 

教えてもらったところに大急ぎで向かうことに。

向かったのはここ。

「Camping Haliotis」

48.55784,-1.513757

ここで自転車を借りることに。

料金は1台1日で15ユーロ ( 約1,900円 ) 。

午後から半日で10ユーロ ( 約1,300円 ) 。

返却のリミットは19:00です。

 

自分たちは昼からなので10ユーロでレンタル。

パスポートとデポジット50ユーロを預けて、いざ出発。

 

この時点ですでに13:00。

Saint-Jamesまでの道のりは17km。

この17kmを意地でも1h30minで走りきらないと。

大急ぎで出発。

街を抜けた途端、かなりの田舎道。

この田舎道をひたすら進む。

ほんのり上り坂がずっと続いて、足がパンパンになるけど、

それでも必死に進む進む。

すると、ようやく見えてきたこの看板。

おおお、もう少しな気がする!

看板を横目に必死にペダルを回して、

何とか辿り着いたSaint-James。

Saint-Jamesという街にあるSAINT JAMESという店です。

この服屋さんに工場が併設されています。

 

まずは店内。

もちろんSAINT JAMESの服ばかり。

これだけでも十分テンション上がります。

 

さらにミシンなどの機会も展示されています。

で、さらにさらに、店内から工場の様子がチラッと見えます。

ね、チラッと。

 

店員さんに工場見学の予約をした旨を伝え、

お金を払うと、こんなシールをくれます。

工場見学者のシールですね。

これを貼って、いざ工場見学。

 

まずは展示ルーム。

基本的に説明はフランス語なので、何もわかりませんが、

展示物を見ているだけで楽しいです。

重要なことは英語でも言ってくれるので安心。

 

で、ここからが工場見学なのですが、

ごめんなさい。

工場内は撮影禁止です。

まぁ、企業の技術が詰まってますからね。

 

工場内は

・生地作り

・生地の裁断

・縫製

・検品、タグ付け

・包装

全てが行われていました。

 

驚いたのはその工程ほぼ全て人の手でやっていました。

何故かパッキング前の服をたたむ工程だけ機械でしたが、

生地作りとそれ以外は全部手作業。

 

めちゃくちゃ手間がかかってるなって感じでした。

 

特にウールのものは手間がかかっている感じでしたね。

 

1時間の工場見学でしたが、かなりおもしろかったですよ。

これは来てよかった、本当に。

 

ということで、工場の中が見たい人は是非行ってみてください。

 

今日は工場見学だけだと高を括っていたのに、

思わぬところで40km弱を自転車で走ることになって、

もうヘトヘトです。

 

6/21の食事

気になる店は、座標をマップアプリにコピぺ。)


チョコパン 0.55ユーロ ( 71円 )
Lidl
48.554371,-1.502315
チョコの入ったデニッシュパン。
70点


クロワッサン 0.29ユーロ ( 37円 )
Lidl
48.554371,-1.502315
普通のクロワッサン。
65点


Mc FIRST FISH 4.95ユーロ ( 637円 )
マクドナルド
48.559754,-1.489202
フィレオフィッシュの上位互換。
トマトやレタスが入っている。
75点


Mc FIRST BEEF 4.95ユーロ ( 637円 )
マクドナルド
48.559754,-1.489202
ダブチの上位互換。
トマトなどが入っている。
75点


サラミ 1.00ユーロ ( 129円 )
Carrefour Market
48.559291,-1.508047
酸味が強いサラミ。
酸っぱくてしょっぱい。
55点


マドレーヌ 1.64ユーロ ( 211円 )
Carrefour Market
48.559291,-1.508047
のどに詰まるマドレーヌ。
60点

 

6/21の出費 ( 2人分 )

宿                 35.00 ユーロ     ( 4,505円 )
食費             17.68 ユーロ     ( 2,275円 )
移動費            20.00 ユーロ     ( 2,574円 )
雑費             26.00 ユーロ     ( 3,346円 )
合計            98.68 ユーロ  ( 12,700円 )

Add Comment